「西の魔女が死んだ」を読んで心が癒されました。
☆知識NO.23 西の魔女が死んだ
こんにちは!なんにも知らないLeigoですヽ(´▽`)/
なんか、部屋に、竹串タイプの芳香剤みたいなの置きましたが、臭すぎにならないか心配になっております。
それではさっそくー
知ったこと
西の魔女が死んだ
- 作者: 梨木香歩
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2001/08/01
- メディア: 文庫
- 購入: 67人 クリック: 1,056回
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きっかけ
温かい気持ちになれるということで、友達にお借りしました。
感想
※以下、ネタバレ注意ですヾ(・ω・o)
とある問題のため、学校に行きたくなくなってしまった中学1年生の少女まいが、自然の中で暮らしている英国人の祖母のもとで生活することになり、おばあちゃんと一緒に、自然の中で過ごして行く中で元気を取り戻していくというようなお話です。
最初、この題名を見たとき、オズの魔法使いのスピンオフかなんかか、それか西の魔女という悪い魔女が登場するファンタジーなのかな?と思っていました(笑) 全然ちがいましたね。現実世界のお話でした。 西の魔女というのはおばあちゃんのことで、少女まいが魔女修行をおばあちゃんに受けるというものでしたが、魔女修行で一番大事なことは、「自分で決断できるようにすること。」
人生って本当に、ささいなことから大きなことまでが「決断」の連続で、ついつい、自分でその決断をするのが怖くなって他人にそれを委ねてしまいたくなることがあります。でも、この歳になってくると、誰に相談するにしても、最終的に決断しなくてはいけないのは自分で、その責任も自分に返ってきますよね。おばあちゃんがまいにした魔女修業は、本当に大切なことだなと思いました。
凄く、安心させられるおばあちゃんの言葉の一つに、「自分が楽に生きられる場所を求めたからといって後ろめたく思う必要はない。サボテンは水中に生える必要はないし、蓮は空中には咲かない。」 というようなのがあります。そうだよな。みんな人それぞれの心地よく感じる場所があるのは当然で、そこに行くことを「逃げ」だなんてついつい思ってしまうけど、その場所を求めること自体が生物として当然なのだから、何も後ろめたく感じる必要はないかもしれませんね。
この本の中では、たくさんの植物が登場するのですが、物語のキーの一つである銀龍草(ギンリョウソウ)を調べてみました。龍をリョウと読むのが不思議ですね!一つ一つはきれいですが、束を見るとちょっと気持ち悪く感じてしまいます…。
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まとめ
- 最後の結末が、涙がこぼれそうになった
- 借り物の本だけど、家に置いておきたい1冊になった
このお話、映画化されているんですね!僕が読んだ本はだいたい、映画化されているな。みなきゃ!!
それでは今日はこのへんで~ヾ(^ω^ )