合葬を読みました。
☆知識NO.12 合葬
こんにちは!なんにも知らないLeigoですヽ(´▽`)/
今回はなかなかの強敵でした(笑)
ではさっそくー
知ったこと
- 合葬
- 江戸末期の歴史
- 難しい言葉
合葬
- 作者: 杉浦日向子
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1987/12/01
- メディア: 文庫
- 購入: 2人 クリック: 9回
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きっかけ
ぼくはとあるカフェで、「また、同じ夢を見ていた」を読み終えました。次は何を読もうかなと思っていたのですが、そのカフェの中には個人経営の本屋さんがありまして、そこにはタイトルも表紙も隠した、目隠し本なるものがありました。面白そうだなと思って手に取って、帰宅し、わくわく (o(^∇^)o)
???
もしや、歴史もの? どうしよ。興味がわかないぜ!
とりあえずパラp…?
漫画…!
凄い!僕の期待とは斜め上の方向…とかじゃなくて別次元だわww
しかも漫画ってきいたらとっつきやすいと思いますよね。一瞬でも。ところが、吹き出しにある言葉は、聞いたことのない単語ばっかり。3分の1くらいまで読んだところで、僕は本を置きました。
なーに言ってんだかわけわかんね(´ー`*)/ ⌒📚
だって、なんにも知らないんですもん。知らないことだらけなんですもん。
いや、「出奔」とか「恭順」とか「徒党」とか、もっとレベルあげますか。「蟄居」とか、「パトロン」とか…。むずくないですか…?様々な表現を「ヤバい」に頼りすぎている僕にはなかなか(笑)
でも、今は平成。いつだって先生は手の中にいるのです。
グーグルせんせーカモォォォщ(´ε゚*щ)ォォォン
そうしてなんとか僕はこの本を読み遂げたのでした(゚∇゚ノノ"☆パチパチパチ!!!
感想
※以下、ネタバレ注意ですヾ(・ω・o)
時代もの、初めて読みましたがとても面白かったです。このお話、現実にあった、彰義隊(しょうぎたい)に所属する、たぶん架空の少年3人を描いたものなんですが、架空といえども、彰義隊の活動は本物で、3人が参戦したことになっている上野戦争も本当の話です。自分よりも年下の少年たちが、死と隣り合わせの状況で自らの責任で行く道を選択し、その必死な姿がなかなか考えさせられました。
介錯(切腹しようとしてる人の首を切り落とす)を頼むシーンがあったりもして、結果、2人は亡くなってしまい、1人の少年はラストで倒れてしまったのですが、あれは生き延びたのか、それとも…。わからなかったです。
少し話題を変えましょうか。お話の中では、恋模様も描かれていました。3人のうちの1人、吉森は、とある女性に恋をして、刀を買う金でその女性にかんざしをかってプレゼントをしにいくのですが、かんざしをプレゼントしようとした瞬間に3人の少年のうちの1人の秋津にいわゆるラブレターを渡すように頼まれてしまいます。切ないぜ。 ちなみに、吉森はこのラブレターを渡さずにビリビリに破って、それは川に流れて行きました。ちょっと吉森への好感度が下がりました(笑) でも僕は吉森を応援します(笑)
後から調べてみたら、なんとこの「合葬」、2015年に映画化されてるではないか!
結構有名なのかな?借りてきて見てみたいです!
まとめ
- 最初は興味がなかったのに、読み終わったらすごい興味が湧いていた!
- 歴史を知ることができた
- 難しい言葉を知って、また一歩博識に近づいた
- 映画みてみたい!
本屋さんの店員さんが、「たぶんこの本を手にしようとは思わないと思いますよ」と言われて、(店員さんからしたらめっちゃおすすめなんですけどね。ぼくは、店員さんに、最近本の面白さに気づいたんです。と言ったので。)確かに、絶対に自らはこの本に手を伸ばそうとは思いませんね(;^ω^)
だからこそ、目隠し本という形で出会うことができてよかった!
あ、最後に、一つ、「蟄居」という言葉を紹介しておきますね。これは、所謂「引きこもり」のことです。これはなんだか頭に残りました。
それでは今日はこのへんで~ヾ(^ω^ )